会議の人件費を可視化する完全ローカル無料ツール|自治体・職場向けMEET METER
こんにちはAI新潟です!
完全ローカルツール紹介シリーズの第3回は、会議の時間と人件費相当額をリアルタイムで可視化する「MEET METER(ミート・メーター)」です。HTMLファイル1つで動き、アカウント登録や外部通信はありません。
会議の価値は、短さだけでは決まりません。必要な人が集まり、判断や合意形成が進むことが大切です。一方で、目的や終了条件が曖昧なまま時間だけが延びると、別の仕事へ使えた時間も失われます。MEET METERは、誰かを責めるためではなく、会議の設計を見直す共通言語として使えるように再設計しました。
元になった人件費タイマーの発想を活かしつつ、固定の役職別給与表と固定係数への依存をやめ、所属組織で確認した時間単価を入力する方式へ変更しました。事前見積、上限管理、単価変更時の区間計算、会議記録、CSV・JSON、入力検査まで加えています。
この記事で分かること
- MEET METERでできること
- 元アプリから大きく改善した点
- 自治体や職場で使うときの考え方
- 完全ローカルで動く安全設計
- 記事内プレビューと無料ダウンロードの方法

MEET METERとは
MEET METERは、参加者グループごとの人数と1人あたり時間単価を設定し、会議にかかる人件費相当額を概算するツールです。予定時間を入れると開始前の見積が表示され、会議中は経過時間、概算額、1分あたりの金額、予定終了までの時間を一画面で確認できます。
「進行役1人」「参加メンバー4人」のようにグループ単位で入力できるため、個人名を扱う必要がありません。終了した会議は集計値だけを最大50件まで端末内へ保存し、あとから時間と概算額を振り返れます。
見た目だけでなく、計算と運用を上位版へ
今回の改善では、派手な金額表示だけに頼らず、会議の準備、計測、振り返りがつながる業務ツールへ組み替えました。特に、固定の給与データを自動適用する方式は、年度、職種、自治体、手当、勤務条件の違いを正確に表せないため廃止しています。
| 改善した点 | MEET METERの新しい設計 |
|---|---|
| 時間単価 | 固定の役職表ではなく、組織で確認した概算単価をグループごとに入力 |
| 計測精度 | 一時停止や単価変更の時点で区間を確定し、変更前後を分けて計算 |
| 事前準備 | 予定時間から会議前に概算額を見積 |
| 進行管理 | 予定時間と目安上限の進捗を同時表示 |
| 振り返り | 集計値だけを記録し、CSV・JSONで書き出し |
| 安全対策 | 外部通信禁止、入力上限、読込検査、保存範囲の限定 |

会議の前・最中・後を支える主な機能
参加者グループと時間単価を設定
個人名を入力せず、役割や所属単位のグループ名、人数、時間単価を設定します。年間人件費と年間勤務時間から時間単価を求める換算補助もありますが、入力した換算用の数値は保存しません。
予定時間と目安上限から事前見積
予定時間を入力すると、その構成で会議を終えた場合の概算額を表示します。必要な場合は目安上限も設定でき、会議中に時間と金額の進み具合を同時に確認できます。
一時停止や途中変更に対応した計測
計測中に人数や時間単価、上乗せ率を変えた場合は、変更時点までの金額をいったん確定し、その後だけ新しい条件で計算します。現在の単価を全経過時間へさかのぼって適用しない設計です。
記録、CSV、JSON、印刷
終了した会議は、会議名、日時、経過時間、参加人数、合計時間単価、概算額だけを保存します。CSVは表計算での振り返りに、JSONはバックアップと移行に使えます。計測画面はブラウザの印刷機能にも対応しています。

自治体や職場での活用例
定例会議の予定時間と実績を比較する、参加人数を変えたときの概算差を会議前に確認する、議題の継続理由を予定終了時に見直す、といった使い方に向いています。新潟の自治体、地域団体、学校、企業など、外部サービスを増やしにくい環境でも、対応ブラウザがあれば利用できます。
ただし、金額が高い会議を一律に悪いと判断するものではありません。防災、福祉、教育、住民対応など、丁寧な検討が必要な会議もあります。表示された数字は、必要な人が参加しているか、事前資料で短縮できるか、決定事項と担当が明確かを話し合う入口として使ってください。
計算方法と数字の扱い
合計時間単価は、各グループの「1人あたり時間単価×人数」を合計し、任意の上乗せ率を反映して求めます。概算額は「合計時間単価×経過秒数÷3,600」です。既定の上乗せ率は0%で、根拠の分からない係数を自動適用しません。
自治体職員の給与や勤務条件は年度や区分によって変わります。参考情報を確認するときは、新潟市の給与・定員管理などの状況など、所属組織の最新の公式資料を参照してください。個人の給与額を入力するのではなく、組織内で利用を認められた概算単価を使うことをおすすめします。
完全ローカルの安全設計
- 外部通信を禁止:データ送信処理を持たず、Content Security Policyでも通信を許可していません。
- 外部素材を不使用:外部フォント、画像、広告、アクセス解析、JavaScriptライブラリを読み込みません。
- ユーザー入力を文字として表示:グループ名や会議名をプログラムとして解釈しません。
- 保存先を限定:参加者設定と会議記録は、このアプリ専用のブラウザ保存項目だけへ記録します。
- 読み込みを検査:JSONの容量、形式、件数、文字数、数値範囲を確認します。
- 削除範囲を限定:削除対象は、このアプリが作成した保存項目だけです。
- 記事内プレビューを分離:制限付きフレームで動き、保存・ファイル読込・書出を無効にしています。

ダウンロード前に、アプリをそのまま体験
下の画面は、配布版と同じHTMLを使った操作プレビューです。「参加者設定」でサンプル構成を入れ、事前見積やタイマーの動きを試せます。記事内では端末保存、ファイルの読み書き、印刷を無効にしています。
プレビューの安全設計:sandbox=”allow-scripts” の独立フレームで実行し、同一オリジン権限、外部通信、ファイル書き出しを許可していません。プレビュー上の設定や記録はページを閉じると消えます。
無料ダウンロードと使い方
- ZIPファイルをダウンロードします。
- 端末上でZIPファイルを展開します。
- 中の「会議コストメーター_完全ローカル版.html」をGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeなどの対応ブラウザで開きます。
- 参加者設定を所属組織で利用できる概算単価へ変更し、予定時間を設定して使い始めます。
インストールとアカウント登録は不要です。別の端末へ会議記録を移す場合は、記録画面からJSONを書き出し、移行先で読み込んでください。
利用前に知っておきたい注意点
- 表示額は入力値から求める概算で、実際の給与支給額、決算額、節減額ではありません。
- 個人名、給与明細、人事評価、個人情報、要配慮情報、機密情報は入力しないでください。
- ブラウザの保存データを消去すると、バックアップしていない記録は失われます。
- 端末間の自動同期、共同編集、承認、監査ログはありません。
- 組織で利用するときは、情報セキュリティポリシーとファイル利用ルールを確認してください。
- 人件費相当額だけで会議の価値や職員の評価を判断しないでください。
よくある質問
利用時にインターネット接続は必要ですか?
必要ありません。ダウンロード後は単一のHTMLファイルだけで動作します。
固定の役職別給与を選べないのはなぜですか?
給与や勤務条件は年度、職種、組織で異なり、固定表が実態とずれる可能性があるためです。所属組織で確認した概算単価を使う方式にしました。
入力内容は外部へ送信されますか?
送信されません。配布版の設定と会議記録は、利用中のブラウザ内だけに保存します。
会議中に参加人数が変わった場合は?
一度停止し、参加者設定を変更してから再開してください。変更前までを旧単価、変更後を新単価として分けて計算します。
完全ローカルツール紹介シリーズ
第1回はIT・デジタル用語タイピング、第2回はCIVIC TIME 多機能カレンダーを公開しています。どちらもダウンロード前に記事内で操作できます。
まとめ
MEET METERは、会議の時間と人件費相当額を、外部サービスへ送らずに見積・計測・振り返りできる完全ローカルツールです。固定の給与表を使わず、計算根拠を自分たちで確認できる形に改めました。
まずは記事内プレビューでサンプル構成を試し、数字がどのように変わるか確かめてみてください。AI新潟では今後も、自治体や地域の現場で小さく試せる完全ローカルツールを紹介していきます。
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