様々な生成AI

なぜ今、こども×AI?楽しく学ぶ、親子で楽しむAI体験!(親子参加型ワークショップ開催レポート)

親子参加型AIワークショップ

皆さんこんにちは!AI新潟です。

突然ですが、皆さんは「AI」と聞いて何を思い浮かべますか?「なんだか難しそう…」「自分には関係ないかも…」そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、世界の時価総額ランキング上位5社が全てAI関連企業である現代において、AIは私たちの生活や仕事に急速に浸透し、その重要性は日々増しています。さらに、文部科学省が発表したガイドラインにもAIの活用が明記され、教育現場でのAI導入も本格的に始まろうとしています。(文部科学省ガイドラインはこちら)

このような状況の中、私たちAI新潟は、未来を担う子どもたちがAIに触れる機会がまだまだ少ない現状に危機感を抱き、「AIって実はこんなに面白くて、可能性に満ち溢れているんだ!」ということを親子で体験してもらいたいという想いから、このイベントを企画しました。

そして2025年5月10日、新緑がまぶしい西蒲区の中之口農業体験公園で、親子でAIを体験するワークショップを開催!最高の天気に恵まれ、参加してくれた親子は「遊びながらAIを学ぶ2時間半」を満喫してくれました。

この記事では、当日の様子を追いながら、ワークショップの熱気と楽しさをたっぷりお届けします!そして、次回のイベント情報もお見逃しなく!📣

まずは頭の体操!親子で白熱!生成AIクイズ大会!

ワークショップのスタートは、みんなで楽しめる生成AIクイズから!

  • 第1ラウンド:「リスとイヌが合体したら?」「ワニとゴリラが合体したら?」…AIが作り出した、見たことのない合体アニマルを当てるクイズに、子どもたちは興味津々!
  • 第2ラウンド:そっくりな2枚の写真。「どっちがAIが作ったものでしょう?」大人も子どもも真剣な表情で、親子で激論を交わす場面も!
  • 第3ラウンド:AIが生成したお菓子の画像を当てるクイズ。「コアラのマーチ」と「たべっ子どうぶつ」の微妙な違いを見抜けるかな?会場は大いに盛り上がりました!

🎉 盛り上がりポイント

  • 正解が発表されるたびに「うわぁ〜!」「やったー!」という歓声と拍手が湧き起こりました。
  • 大人も本気で頭を悩ませる、絶妙な難易度のクイズが好評で、会場は一体感に包まれました!

ワクワクのスタート!受付 & オープニング

クイズで会場があったまった後は、いよいよ本格的なAI体験へ!

  • オープンチャットに参加:安心して質問できるように、個人情報が表示されないオープンチャットを用意。イベント中の質問もこちらで受け付けました。
  • Googleアカウント確認:AIツールの「PixVerse」や「Gemini」をフル活用するために、親子でログイン状況をチェック!

📝 参加者向けTips: お子さん自身がスムーズに操作できるよう、メールアドレスとパスワードを紙に控えておくと、ログインもバッチリです!

写真が動き出す!?PixVerseで「動く写真」体験

次に挑戦したのは、AIを使って写真に命を吹き込む「PixVerse」!

かんたん4ステップ

  1. Googleで「PixVerse」を検索してログイン(保護者の方がサポート)
  2. 動かしたい画像をアップロード
  3. 好きなエフェクトを1つ選ぶ
  4. 「Create」をタップ → 数秒で完成!

水彩風アニメーションや、懐かしいレトロゲーム風など、10種類以上のエフェクトを試しました。子どもたちは、自分が描いた絵や公園で撮った写真が、まるで魔法のように動き出す様子に「すごい!」「おもしろーい!」と目を輝かせていました。

Geminiって何ができるの?家庭学習アイデア実演

ここでは、保護者の方向けに、AI「Gemini」を使った家庭学習のサポート方法を実演しました。

  • 「漢字を覚えるためのオリジナルの語呂合わせを作ってほしいな」
  • 「小学1年生でもわかるように、室町時代のことをマンガで教えて!」
  • 「答えは教えずに、ヒントだけをくれる算数ドリルを出してくれない?」

💡 ここがポイント!

  • 音声入力を使えば、キーボード操作が苦手な小さなお子さんでも、簡単にAIに質問できます。
  • AIが生成した画像と説明文を組み合わせることで、記憶に残りやすくなり、学習効果もアップ!
  • ちょっとした裏ワザとして「一度英語で指示してから画像を作ってもらう」方法もご紹介しました(AIの生成精度が上がることがあります!)。

世界に一つだけ!オリジナルモンスターをデザイン&カード化!

いよいよメインイベント!AIを使って自分だけのオリジナルモンスターをデザインし、世界に一つだけのカードを作りました。

  1. 音声またはキーボードで、どんなモンスターにしたいかAIにお願いします(これを「プロンプト入力」と言います)。
  2. AIが、あなたの指示に合わせてユニークなモンスターの画像を生成してくれます。
  3. 生成された画像をプリントアウト!
  4. 台紙に貼って、名前や必殺技を書き込んだら、オリジナルカードの完成です!

🎨 プロンプト例

  1. 「虹色の毛並みで目が3つあって、ふわふわしていて可愛いモンスター」
  2. 「夜空みたいな体に星がキラキラ光っている、優しいモンスター」
  3. 「ゼリーみたいなプルプルの体にイチゴがのっているモンスター」

完成したカードで早速バトルを始める兄弟や、お気に入りのモンスターをスマートフォンの壁紙にする子も!世界に一枚だけの特別なカードに、みんな大満足の様子でした。

まとめと約束:AIとの上手な付き合い方「AIの使い方5か条」

楽しい時間の締めくくりとして、AIを楽しく安全に使うための「AIリテラシー5か条」をみんなで確認しました。

  • AIは間違うこともあるから、親子で一緒に「本当にそうなのかな?」って確かめてみようね。
  • 自分の名前や住所、電話番号などの個人情報は絶対に入力しないようにしよう。
  • ゲームと同じで、使いすぎには注意!おうちの人と使う時間やルールを決めようね。

など、AIと上手に付き合っていくための大切なポイントを共有して、ワークショップは無事終了となりました。


✨笑顔がはじけた瞬間 BEST 3✨

  • クイズ正解でガッツポーズ!:「ワニ×ゴリラ」の合体アニマルクイズで全問正解した小学3年生の男の子は、みんなから「すごい!」と称賛され、まるでヒーローのようでした!
  • PixVerseで“踊るパパ”誕生!:お父さんの写真にダンスエフェクトをかけたら、家族みんなで大爆笑!会場も和やかな空気に包まれました。
  • モンスター命名会議で白熱!:姉弟でオリジナルモンスターカードの必殺技をどうするか、真剣に話し合う姿がとても微笑ましかったです。

最後に

「生成AIって、なんだか難しそう…」そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。でも、公園の青空の下、子どもたちのキラキラした笑顔とともに、その壁を軽々と飛び越えられた素晴らしい1日となりました。

AI新潟はこれからも「生成AIで人生をもっと楽しく、未来をもっと豊かに!」を合言葉に、親子でワクワクできるイベントを企画していきます。AI技術がもっと身近で、子どもたちの創造力や可能性を広げるツールとなるように、これからも活動を続けてまいります。

次回のワークショップで、また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!🎈