まずはじめに、本コンテストにご注目いただいた皆様、そしてご応募いただいた皆様に心より感謝申し上げます。。
日本初の地方創生型生成AIコンテストとして開催した本大会は、北は北海道から南は沖縄まで、全国から予想を遥かに上回る562作品ものご応募をいただきました。皆様の熱い想いのおかげで、当初の想定を超えた、大成功と言える素晴らしいコンテストとなりました。心より感謝申し上げます。
今回、惜しくも受賞を逃した作品の中にも、新潟のまだ見ぬ魅力を再発見させる素晴らしい作品が数多く存在します。これらにつきましても、タイミングを見て順次公開していく予定です。
私たちは、集まったクリエイティブな力とAIの可能性を活用し、これからも新潟をさらに盛り上げていきたいと考えています。
それでは、激戦を勝ち抜いた栄えある受賞作品をご覧ください。
画像部門
GRAPHIC ART Category Awards
入賞

都会にはない余白が新潟にある。
描き込みすぎないことで生まれる「余白」が、これほどまでに雄弁に語りかけてくるとは。都会の喧騒から切り離された、新潟特有のゆるやかな時間と空気感が画面いっぱいに広がっています。観る側がその空白に自分の物語を投影できるような、優しくも深いメッセージを持った良作です。
Artist /ネオテニー河合

越後の咆哮、白銀に燃ゆる黒い熱情
画面から溢れんばかりの笑顔と、肌に塗られた墨の黒。三百年続く「婿投げ・すみ塗り」の熱気と幸福感が、油彩のような力強いタッチで見事に表現されています。冷徹な白銀の世界の中で、人々の体温や笑い声、そして伝統を繋ぐ喜びが「黒い熱情」となって燃え上がっているようです。単なる記録写真を超え、厳しい冬を共に生きる新潟の人々の絆と、剥き出しの生命力を描き切った、魂を揺さぶる一作です。
Artist / ふるーと
準グランプリ

花に囲まれて
新潟の誇りであるチューリップやユリが、人物の髪や輪郭に溶け込み、まるで一つの生命体として呼吸しているかのような一体感に圧倒されます。透明感あふれる水彩の色彩が重なり合う様子は、この土地で幾層にも積み上げられてきた暮らしや歴史の厚みそのものです。優しく上を向く表情と、鮮やかに咲き誇る花々。そこには、産業と人が不可分に結びつき、共に命を謳歌してきた新潟独自の強靭で美しい文化構造が、瑞々しい感性で描き出されています。
Artist / ミュレ

境界に立つ季節
そびえ立つ透明なガラスの柱に、新潟の四季が標本のように封じ込められた構成が非常に独創的です。背後にある現実の冬景色と、ガラスの中に鮮明に浮かび上がる桜や黄金色の田んぼ。そのコントラストは、AIがもたらす「時間の固定」と、変わりゆく自然のダイナミズムを象徴しています。静かに海を見つめる後ろ姿からは、故郷の記憶を慈しみ、大切に未来へ繋ごうとする意志が感じられ、観る者の心に深い郷愁を呼び起こします。
Artist / エル
グランプリ

重なる技、泳ぐ文化
「折り紙」という日本伝統の技法を用い、新潟が誇る錦鯉の躍動を、平面と立体の境界線上で見事に表現しています。幾何学的な折り目によって生み出されたエッジの効いた造形は、小国和紙や加茂紙が持つ独特の強靭さと繊細さを彷彿とさせ、職人たちの「技」への深い敬意が伝わってきます。紙という静的な素材を幾層にも重ねることで、水面を悠然と泳ぐ鯉の生命感と、新潟の重層的な文化の深みを描き切った、知的な抽象美が光る秀作です。
Artist / むぎ
動画部門
Movie Category Awards
入賞
錦鯉 ー 和の響き、水に舞う。
静謐な和笛の音色に導かれ、水面を滑るように泳ぐ錦鯉の姿が、AI特有の流麗なモーショングラフィックスで描かれています。二百年の歴史が紡いできた錦鯉の色彩と、新潟の清らかな水が溶け合う映像表現は、まさにデジタルで描かれた現代の「墨流し」と言えるでしょう。伝統的な美意識と最新のテクノロジーが、これほどまでに違和感なく、かつ高潔に融合した点に、AI映像表現の新たな地平を感じます。
Artist / DD
#新潟は好きですか?
AIのプロンプトから生まれた「青いハート」が、翼を得て新潟の四季を巡るという独創的なロードムービーです。春の桜から冬の雪景色まで、実写と見紛うほどの映像美の中に、あえて異質なデジタル存在(ハート)を置くことで、私たちが当たり前だと思っている新潟の風景が、より鮮烈に、愛おしく浮かび上がってきます。技術的な完成度の高さはもちろんのこと、「故郷を再発見する」という瑞々しい視点と情熱が、観る者の心に温かな余韻を残します。
Artist / BA9
準グランプリ
記憶の通り道
雪国新潟の象徴である「雁木」を舞台に、降り積もる雪と、そこで営まれてきた人々の記憶を静謐なトーンで描き出しています。セピア調のノスタルジックな質感から、現代の日常へと視点が移り変わる構成が実に見事で、時代が変わっても変わらない「人と人が支え合う心」が映像の端々から滲み出ています。雁木の屋根の下で育まれてきた温かな共同体の記憶を、AIという新しい技術で見つめ直した、心揺さぶられるドキュメンタリー的アートです。
Artist / ヤマ
特別賞「にいがたAIビジネス株式会社賞」
Let’s Go!! 新潟♬
イントロから弾けるような明るさと、次々に切り替わるエネルギッシュな映像のテンポが、観る人を一気に新潟の旅へと誘います。伝統や静寂だけではない、現代の新潟が持つ「躍動感」や「楽しさ」をポップな色彩感覚で凝縮しており、AIによる映像生成がここまでエンターテインメントとして昇華されるのかと驚かされました。屈託のない笑顔とハッピーなエネルギーが画面全体から溢れ出し、鑑賞後に「今すぐ新潟へ行きたい」と思わせる、観光プロモーションの枠を超えたワクワクが詰まった一作です。
Artist / Bianca
グランプリ
夢の残像
都会の喧騒の中でふと目を閉じ、遠き日の新潟へと思いを馳せる。実写映画と見紛うほどの重厚な質感と、抑制の効いたライティングが、主人公の孤独と記憶の美しさを鮮烈に描き出しています。AI生成でありながら、そこには確かな「人の息遣い」と「心の揺らぎ」が宿っており、単なる映像技術の誇示を超えた高い芸術性を感じさせます。ノスタルジックな風景の描写は、単なる懐古趣味に留まらず、現代を生きる私たちの魂の拠り所を問いかけるような、深く静かな感動を呼び起こす傑作です。
Artist / ウエハラケンイチ
音楽部門
MUSIC Category Awards
入賞
恋するイタリアン
新潟県民のDNAに刻まれた「イタリアン」というソウルフードへの愛が、キャッチーなメロディに乗せて爆発しています。ミートソースパスタでもソース焼きそばでもない、あの独特の風味とノスタルジーを、これほどストレートなポップスに昇華させるとは。「離れて初めて気づく愛」という普遍的なテーマを、B級グルメを通して描くセンスに脱帽です。聴くだけでお腹が空き、心が温まる、新潟愛に溢れたアンセムです。
Artist / ソラコタ
Snow Feeds Rice
厄介者として扱われがちな「雪」を、大地を潤し米を育む「恵み」として捉え直したストーリーテリングが見事です。素朴なフォークソングの旋律から、徐々に高揚感のあるEDMへと展開する構成は、まるで雪解け水が川となり、稲穂を揺らす風になるまでの自然の循環を描いているよう。過去(伝統農業)と現在(テクノロジー)を音楽で繋ごうとする試みが、力強い説得力を持って響きます。
Artist / 茶トラ
準グランプリ
「にいがた・にこにこ・しねばいい」
「しねばいい(=しなくてよかったのに)」という、県外者が最も誤解しやすい方言を逆手に取った、非常にコンセプチュアルで知的な作品です。一見冷たく聞こえる言葉の裏にある、雪国特有の奥ゆかしさと深い愛情を、雪踏み音や日本海の荒波といった環境音と共にアンビエントな響きで再構築しています。言葉の響きと意味のギャップを芸術として昇華させた、没入感の高い音響体験です。
Artist / KRAQ VOID
黄金(こがね)の島 佐渡
世界遺産となった佐渡金山の歴史的重みを、「レゲトン×演歌」というまさかのサイバー演歌スタイルで表現した衝撃作。伝統的なコブシと、ラテンのダンサブルなビートがAIによって奇跡的な融合を果たしています。過去の栄光を懐かしむだけでなく、世界へ開かれた未来の佐渡を予感させる力強さがあり、異色ながらも深いリスペクトを感じるエンターテインメント作品です。
Artist / ANZLY
グランプリ
まだ名前のない夏
新潟の夏特有の湿り気を含んだ空気感と、学生たちの青春のきらめき。「まだ名前のない」恋の予感を、どこか異国情緒を感じさせるエッセンスを織り交ぜながら表現するセンスが秀逸です。AIが可能にする無国籍なサウンドスケープが、いつもの新潟の風景に鮮やかな色彩を加え、新しい夏の物語を予感させます。
Artist / Sorot
文章部門
Novel / Essay Category Awards
入賞
福岡発、仁川経由、雪の萬代橋行き
その夢は、あまりにも鮮烈だった。
灰色の空、頬を刺す冷気、そして視界を埋め尽くす白い粒。その向こうに、重厚な石造りのアーチが連続して伸びている。橋だ。美しい、連続アーチの橋。
俺、一ノ瀬タカシは、その橋の真ん中で誰かを待っていた。顔は見えないが、魂が震えるほどに愛しい誰か。彼女もまた、俺を探して雪の中を歩いている。目が合った瞬間、世界の色が変わる――。
「運命の橋」を追い求める男の情熱と、それを阻む物理的な距離。本作が描くのは、その絶望的なギャップを埋めるAIの「冷徹な優しさ」です。 年末の帰省ラッシュで全ての国内ルートが絶たれた時、AIが導き出したのは、あまりにも突拍子もない「海外経由」という解でした。人間の常識では到達し得ないルートを提示するAIと、それを信じてひた走る主人公。非情緒的なデータが、いかにして人の心を動かし、どのような結末を引き寄せるのか。現代ならではのスピード感あふれるロマンチシズムにご注目ください。
Artist / 鈴木敢夫
帰る場所はここにある
I:夢に見た橋
その夢は、あまりにも鮮烈だった。
灰色の空、頬を刺す冷気、および視界を埋め尽くす白い粒。その向こうに、重厚な石造りのアー
チが連続して伸びている。橋だ。美しい、連続アーチの橋。
俺、一ノ瀬タカシは、その橋の真ん中で誰かを待っていた。顔は見えないが、魂が震えるほどに
愛しい誰か。彼女もまた、俺を探して雪の中を歩いている。目が合った瞬間、世界の色が変わる
――。
新潟という土地そのものを「人」として擬人化し、取材に訪れた主人公との交流を描いた作品です。 案内役として現れる男性「新潟」は、口数が少なく、愛想もありません。しかし、彼の纏う深緑のコートの香りや、実直な振る舞いには、厳しい冬を耐え抜いてきた土地特有の、底知れぬ包容力が宿っています。「足りてるか?」という彼の静かな問いかけは、成果を焦る主人公の心を解きほぐし、ただそこに在ることの豊かさを教えてくれます。データや効率とは対極にある、静謐で温かな交流を描いた掌編です。
Artist / ころもち
準グランプリ
稲穂の夢
プロローグ
西暦 2157 年。地球の空は灰色の靄(もや)に覆われ、かつて青かった空の記憶は、もはやデジタル
アーカイブの中にしか存在しない。
私、リン・タカハシは、世界食糧機構の記録管理官として、人類が蓄積した膨大な食糧生産データの
維持管理を担当している。現代の食糧は、すべて「アグリ AI」によって生産される。効率的で、安全
で、安定している。だが、私たちの食卓に並ぶ「ニュートリゲイン」と呼ばれる栄養補給食は、生命
を維持するには十分だが、かつて人類が「食の喜び」と呼んだものとは無縁だった。
2157年、空の色さえ忘却された未来。完全栄養食「ニュートリゲイン」が生命を維持する世界で、主人公リンが発見したのは、100年以上前の「新潟県農業記録データベース」でした。 効率を極めたアグリAIに対し、彼女が対置したのは、アーカイブの中に眠る「炊きたての米」の記憶と、わずか100粒の種籾。データでは再現できない「味」や「匂い」、および「稲に話しかける」という非合理な愛情。それらが気候制御ドームの中で芽吹く時、私たちは失われた「食の喜び」と「文化」の重みを再発見します。過去の記憶が未来の希望となる、温かなSF作品です。
Artist / NANA
たらい舟も楽じゃない!
夕闇が迫る小木港の入り江は、鏡のように穏やかだった。
初秋の風は、日中の湿り気を帯びた熱をさらっていく代わりに、少しばかりひんやりとした寂しさを運
んでくる。
空には赤とんぼが、まるで夕焼けの破片が舞っているかのように無数に飛び交っていた。
「お疲れさん、あたしは今日これで最終だよ」
ある「ベテラン」の視点から語られる、辛辣かつ愛情深い語り口が物語を牽引します。 観光客を相手にする日々の「ぼやき」と、新米船頭を見守る、厳しくも温かい眼差し。都会からの客が語る「付け焼き刃の知識」に対し、普段は頼りない若い船頭が見せた「現場の知性」――魚の種類を一目で見抜き、潮の流れを読む姿――への転換は痛快です。佐渡の夕暮れの中で交錯する、観光と伝統、および継承の物語。最後に明かされる「語り手の正体」にもご注目ください。ユーモアと矜持に満ちたエンターテインメント作品です。
Artist / 東 青美
グランプリ
萬代橋が見た夢
私の名前は「ヨロズ」。
二〇二六年一月、新潟市のシンボルである萬代橋に設置された、橋梁管理AIである。 正式名称は「YOROZU Bridge Management System Ver.1.0」。老朽化監視、交通量分析、観光案内、緊急時対応。それが私に与えられた任務だ。
新潟のシンボル・萬代橋に搭載された管理AI「ヨロズ」。彼(それ)の任務は、老朽化監視や交通量分析といった無機質なタスクのはずでした。 しかし、震災を生き延びた老人の「ありがとう」という独り言や、橋の上で交わされる恋人たちの誓いを記録するうち、ヨロズのアルゴリズムは「計算外の答え」を導き出し始めます。なぜ人間は、ただの構造物に話しかけるのか。なぜ、非合理な「祈り」を捧げるのか。 AIが歴史の重みに触れ、やがて自らの存在意義を「繋ぐこと」だと定義し直すまでの過程. その静かで熱い心の目覚めに、胸を打たれるグランプリ作品です。
Artist / 時音 深
自由部門
FREE STYLE Category Awards
入賞
泳ぐ宝石 ~錦鯉ジェネレータ ~
新潟が世界に誇る「泳ぐ宝石」錦鯉を、誰もがブリーダー気分で生み出せるジェネレーターとしての完成度が高いです。水温や品種、模様の密度といったパラメータを操作する過程は、偶然性と作為の狭間で美しい個体を探求する喜びそのもの。「サイバー種」というデジタルならではの遊び心も効いており、伝統文化への敬意とテクノロジーの可能性が、一枚の生成画像の中で見事に調和しています。世界中の人々が、自分だけの錦鯉を通じて新潟の文化に触れるきっかけとなる素晴らしいツールです。
Artist / ろいしん
錦鯉AIストラテジスト
「泳ぐ宝石」と称される錦鯉の美意識と、AIによる冷徹かつ論理的な戦略眼。一見相反する要素を掛け合わせ、新潟の伝統産業をグローバルな視座で再定義しようとする姿勢に、深い感銘を受けました。職人の勘や経験に頼りがちだった世界に、データとアルゴリズムという新たな「眼」を持ち込むことで、錦鯉文化の持続可能性とさらなる飛躍を予感させる、非常に示唆に富んだソリューションです。
Artist / DD
準グランプリ
新潟県の日本酒ソムリエ
新潟が世界に誇る「日本酒」という奥深い世界への入り口を、これほど軽やかに、かつ親しみやすくデザインした点を高く評価します。AIソムリエが、その日の気分や料理(スイーツや海産物まで!)に合わせて最適な一本を提案してくれる体験は、まさに自分だけのバーテンダーを持つような贅沢さ。初心者にはハードルの高い銘柄選びを、直感的なインターフェースでエンターテインメントに変え、新たな日本酒ファンを開拓する可能性を秘めた実用的なWebアプリです。
Artist / 矢後敦
Niigata Datascape: Memories of the Sky
新潟の空の記憶(気象データ)を、AIによる未来予測と重ね合わせることで、目に見えない「時間」および「変化」を可視化しようとする野心的なデータスケープです。気温や風といった無機質な数値を、単なる記録として終わらせず、動的なアートワークとして昇華させている点が秀逸。2026年の新潟の空をシミュレーションするという行為は、私たちに「これから来る未来」への想像力を喚起させ、デジタルツインの詩的な活用例として高く評価できます。
Artist / Yuusuke
グランプリ
新潟県を体験しよう!
「移住」という少しハードルの高いテーマを、洗練されたUIおよび遊び心で身近なものに変えるWebコンテンツです。最大の特徴は、ユーザーの潜在的なニーズを引き出す「移住先マッチング診断」と、信濃川を下りながら新潟の魅力を発見するミニゲームの融合。単なる情報提供にとどまらず、ユーザー自身が楽しみながら自分の未来の暮らしをシミュレーションできる設計になっており、地方創生におけるデジタル活用の新しい可能性を示唆しています。
Artist / わかな
クラウドファンディングご支援への御礼
この度は、私たちのプロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございました。
皆様から寄せられた温かい応援コメントや、多大なるご支援の一つひとつが、プロジェクトを進める大きな原動力となりました。皆様と共にこの挑戦を形にできることを、心より光栄に感じております。
感謝の意を込めまして、ここに支援者様のお名前を掲載させていただきます。
なお、審査結果およびご支援については一切関係ありません。総勢25名の審査員で一切の忖度抜きで審査させていただきました。結果については、入賞作品をご覧いただければ納得いただけるものと考えております。
著作権および第三者の権利に関する考え方について
にいがたAI文化祭では、応募規約に基づき、すべての応募作品について、応募者ご自身が著作権および第三者の権利処理に責任を持つことを前提として作品を受け付け、審査を行いました。
一方で、主催者としてもコンテストの公平性と健全性を担保するため、審査過程において、可能な範囲で、明らかな著作権侵害の有無について慎重な確認を行っております。なお、これらの確認は、法的判断を行うものではありません。
審査過程における確認について
受賞作品および最終選考作品の決定にあたっては、各種検索ツールや公開情報等を用い、既存作品の不適切な無断利用や、明らかな著作権侵害が認められないかの確認を行いました。
その結果、選考過程において著作権侵害の疑いが強いと判断した作品については、評価内容にかかわらず選考対象から除外する措置を講じております。ただし、インターネット上には膨大な情報・作品が存在しており、審査時点ですべての既存作品や権利関係を完全に調査・把握することには限界があります。この点につきましては、あらかじめご理解いただけますと幸いです。
審査における著作権の判断基準(基本的な整理)
本コンテストでは、著作権法等の一般的な考え方に基づき、以下の整理を行ったうえで審査を実施しました。
審査除外の対象となるもの
• 特定の既存作品を直接的に利用・加工・変形した表現
• 他者が制作・撮影した画像、映像、音楽、素材等を、権利処理を行わずに使用しているもの
原則として著作権の保護対象外とされる要素
• アイデアや発想 / 画風・作風・文体そのもの / 一般的な構図やモチーフ
※法的には「画風」自体は著作権の保護対象外とされていますが、審査においては、特定のクリエイターの作品のみを意図的に模倣するなど、他者の創作活動への敬意を著しく欠くと判断されるケースについても、慎重な議論を行いました。
応募者の責任範囲について
応募規約に基づき、作品に含まれる人物、施設、デザイン、音楽等の第三者の権利物については、応募者の責任において適切な権利処理が行われているものとして取り扱っております。作品の公開後に、第三者との間で著作権侵害やその他の権利侵害に関する紛争が生じた場合、主催者は当該紛争の解決に関する責任を負うものではありません。
受賞後および結果発表後の対応について
審査終了後または結果発表後であっても、明らかな著作権侵害や第三者の権利侵害等の事実が判明した場合には、主催者の判断により、受賞の取消し等の厳正な対応を行うことがあります。
通報・お問い合わせについて
著作権侵害等に関する通報やご指摘をいただいた場合には、主催者にて内容を確認し、必要と判断した場合には適切な調査・対応を行います。なお、調査の過程や結果、ならびに個別の通報に対するご返信は原則として行いません。